- 6月 30, 2025
- 7月 1, 2025
日本初のミニピル(スリンダ錠)のご紹介
そもそも「ミニピル」ってなに?
ミニピルとは、1種類の黄体ホルモンだけを含む経口避妊薬です。
従来のピル(黄体ホルモン+卵胞ホルモンの合剤)とは違い、卵胞ホルモンを含まないため 血栓症のリスクがより低い という特徴があります。
スリンダ錠は、日本で初めて承認されたミニピルです。
(※その他のミニピルは国内未承認のため、副作用が起こった場合の医療救済制度が適用されません。)
【スリンダ錠の特徴】
・正しく服用すれば避妊効果が高い
・卵胞ホルモン(エストロゲン)を含まないため、吐き気などが少ない
・月経痛やPMSの改善効果も期待できる
【副作用について】
・不正出血が起こりやすい
(従来のピルより頻度が高いとされています)
・消退出血(生理のような出血)が来ないことがある
妊娠が心配になる方が多いです。その場合は妊娠検査薬で確認してください!
不正出血や消退出血の変化は、このお薬の特徴としてよくみられます。
不安に感じないためにも、あらかじめ把握しておきましょう。
【こんな方におすすめ】
・40歳以上で避妊を考えている方
・喫煙されている方
・ピルで血栓症リスクが心配な方
・これまでピルを使ってきたけれど、年齢的にそろそろ他の選択肢を考えたい方
・ピルが禁忌で内服できない方
ご自身に合うかどうかは医師にご相談ください。