• 7月 26, 2025

月経痛に悩む受験生必見!

受験勉強に集中したいのに、毎月やってくる月経痛…。
「誰に相談したらいいの?」「小児科?産婦人科?」「我慢するしかないのかな…」
そんなふうに悩んでいませんか?

実は、月経痛で悩む中高生はとても多いのですが、なかなか周囲に相談しづらいのも事実です。
でも、つらい症状を我慢し続ける必要はありません。
産婦人科で、ちゃんと治療・対策ができます!

受験生の大きな不安「試験当日に月経が当たったら…」

「もし受験の日に月経が当たったらどうしよう…」
「痛みで集中できなかったら…」
そんな不安を抱えている受験生や保護者の方も多いと思います。

月経痛が強いと、学校を休んだり、塾を欠席したりすることも。
これでは、せっかくの努力も思うように実を結ばないかもしれません。

あらかじめ月経痛をコントロールするという選択

月経痛は、あらかじめお薬でコントロールすることができます。
とくにおすすめなのが、ホルモン治療です。

よく聞く「低用量ピル」って?

最近では、月経痛を軽くする目的で低用量ピルを使う方が増えています。
昔は「避妊薬」というイメージが強かったかもしれませんが、
現在は月経痛や月経不順の治療薬として一般的に使われています。

「体に悪くないの?」「将来、妊娠に影響するのでは?」と心配されるかもしれませんが、
正しく使えば、安全で将来の妊娠にも問題はありません。

成長期には「ジェノゲスト」も選択肢の一つ

ただし、成長期の中学生・高校生の場合、低用量ピルは慎重に使う必要があります。
なぜなら、ピルに含まれるエストロゲンというホルモンが、骨の成長に関わる“骨端線”を早く閉じてしまう可能性があるからです。

そこでおすすめなのが、**黄体ホルモン(プロゲステロン)だけを含む「ジェノゲスト」** というお薬。

受験直前に新しい薬を始めるのはおすすめしません!

ホルモン剤は合えばとても効果的ですが、体に合うかどうかには個人差があります。
そのため、受験の直前に新しい薬を始めるのはリスクが高いです。

おすすめは、受験の半年前から治療をスタートすること。
そうすれば、もし合わない薬があっても変更できる時間的余裕があります。

月経移動は?でも注意が必要です

「試験当日だけ月経を避けたい」
「何度も月経をずらしたい」
というご相談もありますが、頻繁な月経移動は体への負担も大きく、おすすめできません。

特に「明日が月経予定日なのに、今日来院して止めてほしい」というご希望には、医学的にも対応が難しいのが現実です。

ひとりで悩まず、ぜひご相談を

月経痛は、「我慢するもの」ではありません。
受験という大切な時期だからこそ、身体のコンディションを整えることがとても大事です。

不安なこと、心配なことがあれば、ぜひ産婦人科にご相談ください。
一人ひとりに合った方法を、一緒に考えていきましょう。

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