• 1月 9, 2024
  • 1月 27, 2024

HPVワクチンの種類

前回はHPVワクチンの必要性や安全性についてお話ししました。
今回はHPVワクチンの種類についてお話ししたいと思います
現在発売されているHPVワクチンはサーバリックスガーダシルシルガード9の3種類
あります。
3種類あるHPVワクチン、何が違うの?
HPVにはそれぞれ型番がついています。子宮頸がんになってしまうかもしれないHPVは
16・18・31・33・35・39・45・51・52・56・58・66・68型です。
日本のデータでは、子宮頸がんの60~70%は16型と18型によります。
サーバリックスはこの16型と18型の感染を予防するワクチンです。
ガーダシルは16型と18型+外陰部にいぼが出来る尖圭コンジローマの原因ウィルスである
6型と11型を予防するワクチンです。
シルガード9は6・11・16・18・31・33・45・52・58型を予防するワクチンです。
これまで公費で接種出来るワクチンはサーバリックスとガーダシルの2種類でしたが、令
和5年4月よりシルガード9も公費で接種出来るようになりました。

定期接種の対象小学校6年生~高校1年生相当年齢です。
現在キャッチアップ接種(※)も行っています。詳しくはお住まいの市区町村のホームペ
ージをご覧ください。
※キャッチアップ接種とは、一時的に定期接種がストップした時期がありました。その時
に定期接種出来なかった年齢を対象に今回定期接種と同様公費負担でワクチン接種が出来
るようになっています。

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