• 9月 23, 2026

妊娠中、インフルエンザにかかっちゃった!どうしたらいい? 妊娠中のインフルエンザワクチンは大丈夫? 産婦人科医が解説|神楽坂・飯田橋・江戸川橋の産婦人科

今年は例年より早くインフルエンザが流行しており、9月の段階ですでに各地で感染者が増えています。

妊娠中の方からすると、

「妊娠中にインフルエンザにかかってしまったらどうしよう…」
「赤ちゃんは大丈夫?」
「インフルエンザのお薬って飲んでもいいの?」

と心配になりますよね。

今回は、妊娠中にインフルエンザを疑う症状が出たときの対応について解説します。

妊娠中はインフルエンザが重症化しやすい?

妊娠中は、免疫や呼吸・循環機能の変化などにより、妊娠していないときと比べてインフルエンザが重症化するリスクが高くなります。

肺炎などを起こし、入院が必要になることもあるため、妊婦さんは特に早めの対応が大切です。

そのため、妊娠中のインフルエンザワクチン接種もおすすめしています。

ただし、ワクチンを接種していてもインフルエンザにかかる可能性をゼロにすることはできません。

では、実際に症状が出たらどうしたらよいのでしょうか。

発熱・関節痛などが出たらどうする?

突然の発熱、悪寒、関節痛、筋肉痛、頭痛、咳、のどの痛みなど、インフルエンザを疑う症状が出た場合は、できるだけ早めに医療機関へ相談しましょう。

発熱外来などを受診する場合は、直接行くのではなく、まず電話などで受診可能か確認してください。

かかりつけの産婦人科へ相談していただいても構いません。

ただし、産婦人科にはほかの妊婦さんも来院されています。

感染を広げないためにも、発熱した状態で連絡なしで直接産婦人科を受診することは避け、必ず事前にご連絡ください。

妊娠中でもインフルエンザのお薬は使える?

「妊娠しているから薬は飲めないのでは?」

と心配される方も多いのですが、妊娠中でも使用できる抗インフルエンザ薬があります。

抗インフルエンザ薬は、症状が出てから48時間以内に治療を開始すると、より高い効果が期待できます。

妊婦さんはインフルエンザの重症化リスクが高いため、「もう少し様子を見よう」と我慢せず、早めに医療機関へ相談することが大切です。

「妊娠しています」と必ず伝えてください

インフルエンザに使用される薬の中には、妊娠中の使用実績が十分にあるものと、妊娠中の安全性に関するデータが十分ではないものがあります。

そのため、診察を受ける際には、

「現在妊娠中です」

と必ず医師に伝えてください。

また、発熱や咳などがつらくても、市販薬を自己判断で使用するのではなく、妊娠中に使用できる薬か確認してから服用しましょう。

妊娠中のインフルエンザは「早めの相談」が大切です

妊娠中にインフルエンザにかかってしまっても、必要以上に怖がる必要はありません。

大切なのは、

・インフルエンザを疑う症状が出たら早めに相談する
・受診前に医療機関へ電話などで確認する
・受診時には妊娠中であることを必ず伝える
・処方された抗インフルエンザ薬は指示どおり服用する

ことです。

「妊娠中だから薬を飲まない方がいい」と自己判断して治療を遅らせるのではなく、早めに医療機関へ相談してくださいね。






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