- 6月 27, 2026
- 7月 13, 2026
これって更年期?|神楽坂の産婦人科・婦人科
「最近、急に汗をかくようになった」
「疲れやすくなった」
「イライラしたり、気分が落ち込んだりする」
「眠りが浅くなった」
40代・50代になると、このような不調から
「もしかして更年期かな?」
と感じる方が増えてきます。
今回は、更年期によくみられる症状と、「本当に更年期による症状なのか」を考えるポイントについてご説明します。
更年期とは?
日本人女性の閉経年齢は平均50歳前後とされており、前後10年間を更年期と言います。
この時期には、卵巣の働きが少しずつ低下し、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が大きく揺らぎながら減少していきます。
更年期症状とは?
更年期に、エストロゲンの変動や低下に伴って現れる心や体の不調を「更年期症状」といいます。
代表的な症状には、次のようなものがあります。
・ほてり・発汗
・動悸・めまい
・疲れやすい・だるい
・イライラ・気分の落ち込み
・眠れない
・頭痛・肩こり・関節痛
・腟の乾燥・性交時痛・尿の症状
更年期障害とは?
更年期症状のうち、症状が強く、仕事、家事、睡眠などの日常生活に支障が出ている状態を「更年期障害」といいます。
症状の数が多いかどうかではなく、ご本人がどのくらいつらいかが大切です。
症状が一つだけでも、生活に支障が出ている場合は治療の対象になります。
「年齢のせいだから仕方がない」と我慢する必要はありません。
その症状、本当に更年期?
更年期の年代に起こる不調が、すべて更年期によるものとは限りません。
たとえば、疲れやすさ、動悸、汗、めまい、気分の落ち込みなどは、更年期以外の病気でも起こることがあります。
考えられる原因には、次のようなものがあります。
・貧血
・甲状腺の病気
・高血圧
・不整脈などの心臓の病気
・糖尿病
・睡眠障害
・うつ病や不安障害
・薬の副作用
また、月経不順や不正出血も、更年期のホルモン変化によることがありますが、子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮体がんなどが原因となることもあります。
そのため、「更年期だから仕方ない」と自己判断せず、症状が続く場合や出血がある場合は、一度確認することが大切です。
治療について
更年期障害と判断された場合には、症状や体質、持病、ご希望に合わせて治療を考えます。
治療には、生活習慣の見直し、漢方薬、ホルモン補充療法、プラセンタ療法、サプリメント(エクオールなど)症状に合わせたお薬などがあります。
治療法については、別の記事で詳しくご紹介します。
「年齢的に更年期だから」と自己判断せず、つらい症状が続く場合や、日常生活に支障がある場合は、一度ご相談くださいね。
