予防接種については、予約が入り次第取り寄せになります。
      このため、あらかじめお電話でご予約をお願いいたします。
HPVワクチン
 
 子宮頸がんの原因となるウイルスです。
性交渉により感染するウイルスですが、一般的に言う性感染症と異なり、性生活がある女性の80%が生涯に一度は感染すると言われています。
        HPVは200種類以上の型があることがわかっており、このうち子宮頸がんに関与するハイリスクHPVは13~14種類ほどで、発癌の危険度に差があります。
        子宮頸がんの予防法としては、HPVウイルスに対する予防ワクチンを接種することが推奨され、これにより、ヒトパピローマウイルスの感染を約70~80%予防する効果が期待できます。
        当クリニックでは子宮頸がんワクチン接種を推奨させていただいております。ワクチンに関する相談を受け付けておりますので、子宮頸がんワクチンの接種について疑問や不安のある方はお気軽にご相談ください。
取り扱いワクチン
当クリニックの取り扱いワクチンは以下の通りです。
       
        いずれのワクチンも予約が入り次第取り寄せとなります。
- サーバリックス(2価)・ガーダシル(4価):18,000円税込(1回)
- シルガード9(9価):32,000円税込(1回)
いずれのワクチンも全部で3回接種となります。
HPVワクチン接種の流れ
・サーバリックス(2価)、ガーダシル(4価)、シルガード9(9価)
各ワクチンの詳細についてはこちらからご確認いただけます。
接種日の予約はお電話でお願いします。
          区の助成で接種をご希望の方は自治体から送られてくる接種予診票、母子手帳を持参してください。
          詳しくは新宿区のホームページをご覧ください。
          新宿区:子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の接種について
ワクチンの相談のみも随時受け付けています。
お気軽にご相談ください。(相談料:1,500円税込)
風疹ワクチン
- 妊娠中の女性が風疹ウイルスに感染すると、おなかの赤ちゃんの目や耳、心臓に障害が出る「先天性風疹症候群」で生まれる可能性があります。「自分は子どものころに風疹にかかった、またはワクチンの接種を受けた記憶があるので大丈夫」という意見をときどき聞きます。
 確かに一度風疹にかかった人は、多くの場合生涯、風疹にかかることはないといわれています。
 風疹にかかったことがあると答えた人の血液検査をしたところ、約半数が実際には風疹ではなかった、という調査結果があります。
- 「私は風疹にかかったことあるから、接種を受けたから大丈夫」という「思い込み」にはくれぐれも注意してください。
 当クリニックでは、風疹抗体検査も受けることが出来ます。妊娠してからではワクチンを打つことはできません。妊娠をお考えの方は一度ご相談くださいね。
令和3年度より新宿区の風疹麻疹抗体検査、予防接種の費用助成が利用できるようになりました。
        詳しくは新宿区のホームページをご覧ください。
        大人の風しん麻しん(はしか)抗体検査と予防接種の費用助成 
その他ワクチンもご用意しております
- 帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウィルスで起こる皮膚の病気です。皮膚症状と痛みを伴い、多くの場合、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、中には痛みがずっと続くことがあります。また、帯状疱疹のあらわれる部位によって角膜炎、顔面神経麻痺、難聴などの合併症を引き起こすことがあります。加齢などによる免疫力の低下が発症の原因です。特に50歳台から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症すると言われています。 50歳を過ぎたら帯状疱疹の予防接種ができます。
令和5年4月より、50歳以上の方に対し、帯状疱疹ワクチンが区の助成で受けられるようになりました。区の助成で接種をご希望の方は、自治体から送られてくる接種予診票を持参してください。
詳しくは 新宿区のホームページをご確認ください。
      ワクチンの相談のみ随時受付けております。
      お気軽にご相談ください。(相談料:1,500円税込)
| 種類 | 生ワクチン(水痘ワクチン) | 不活化ワクチン(シングリックス) | 
|---|---|---|
| 接種回数 | 1回 | 2回 | 
| 接種方法 | 皮下注射 | 筋肉内注射 (1回目から2か月あけて2回目を接種) | 
| 有効性 | 50歳代で69.8% 60歳以上で51.3% | 50歳以上で97.2% 70歳以上で 89.8% | 
| 持続性 | 5年程度 | 10年程度 | 
| 副反応 | 注射部位の発赤・そう痒感・熱感・腫脹・疼痛・硬結、発疹、倦怠感等。 まれに重大な副反応としてアナフィラキシー、血小板減少性紫斑病があらわれることがある。 | 注射部位の疼痛・発赤・腫脹・そう痒感・熱感、胃腸症状、頭痛、筋肉痛、疲労、悪寒、発熱、倦怠感等。 まれに重大な副反応としてアナフィラキシーがあらわれることがある。 | 
| 料金 (税込) | 助成利用なし 7,000円 新宿区助成利用あり 4,000円(自己負担) | 助成利用なし 45,000円(2回分) 新宿区助成利用あり 10,000円/1回(自己負担) | 
| 長所 | ・1回で済む ・値段が安い | ・免疫が低下している方にも接種できる ・予防効果が高い ・持続期間が長い | 
| 短所 | ・免疫が低下している方、免疫抑制となる治療を受けている方には接種できない ・持続期間が短い | ・痛い ・2回接種が必要 ・値段が高い |