予防接種については、予約が入り次第取り寄せになります。
このため、あらかじめお電話でご予約をお願いいたします。
HPVワクチン

性交渉により感染するウイルスですが、一般的に言う性感染症と異なり、性生活がある場合には誰もが生涯に一度は感染すると言われています。
HPVは100種類以上の型があることがわかっており、このうち子宮頸がんに関与するハイリスクHPVは13~14種類ほどで、発癌の危険度に差があります。
子宮頸がんの予防法としては、HPVウイルスに対する予防ワクチンを接種することが推奨され、これにより、ヒトパピローマウイルスの感染を約70~80%予防する効果が期待できます。
当クリニックでは子宮頸がんワクチン接種を推奨させていただいております。ワクチンに関する相談を受け付けておりますので、子宮頸がんワクチンの接種について疑問や不安のある方はお気軽にご相談ください。
取り扱いワクチン
当クリニックの取り扱いワクチンは以下の通りです。
いずれのワクチンも予約が入り次第取り寄せとなります。
- サーバリックス(2価)・ガーダシル(4価):18,000円税込(1回)
- シルガード9(9価):32,000円税込(1回)
いずれのワクチンも全部で3回接種となります。
HPVワクチン接種の流れ
・サーバリックス(2価)、ガーダシル(4価)
接種日の予約はお電話でお願いします。
令和4年4月よりHPVワクチンの積極的勧奨が再開します。
区の助成で接種をご希望の方は自治体から送られてくる接種予診票、母子手帳を持参してください。
詳しくは新宿区のホームページをご覧ください。
新宿区:子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の接種について
・シルガード9
シルガード9接種の方はスマートフォン等の端末で全例個人情報の登録が必要なため、ご同意いただけた方が接種可能です。
来院時にスマートフォン等の端末で全例登録を行います。
登録終了後、問診を行いワクチン接種となります。
初回は来院から待機終了まで約1時間かかります。
※いずれのワクチンも接種後は副作用がないか確認のため30分院内待機となります。
ワクチンの相談のみも随時受け付けています。
お気軽にご相談ください。(相談料:1,500円税込)
風疹ワクチン
- 妊娠中の女性が風疹ウイルスに感染すると、おなかの赤ちゃんの目や耳、心臓に障害が出る「先天性風疹症候群」で生まれる可能性があります。「自分は子どものころに風疹にかかった、またはワクチンの接種を受けた記憶があるので大丈夫」という意見をときどき聞きます。
確かに一度風疹にかかった人は、多くの場合生涯、風疹にかかることはないといわれています。
風疹にかかったことがあると答えた人の血液検査をしたところ、約半数が実際には風疹ではなかった、という調査結果があります。 - 「私は風疹にかかったことあるから、接種を受けたから大丈夫」という「思い込み」にはくれぐれも注意してください。
当クリニックでは、風疹抗体検査も受けることが出来ます。妊娠してからではワクチンを打つことはできません。妊娠をお考えの方は一度ご相談くださいね。
令和3年度より新宿区の風疹麻疹抗体検査、予防接種の費用助成が利用できるようになりました。
詳しくは新宿区のホームページをご覧ください。
大人の風しん麻しん(はしか)抗体検査と予防接種の費用助成
その他ワクチンもご用意しております
- 帯状疱疹ワクチン(シングリックス 2回分 45,000円税込)
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウィルスで起こる皮膚の病気です。皮膚症状と痛みを伴い、多くの場合、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、中には痛みがずっと続くことがあります。また、帯状疱疹のあらわれる部位によって角膜炎、顔面神経麻痺、難聴などの合併症を引き起こすことがあります。加齢などによる免疫力の低下が発症の原因です。特に50歳台から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症すると言われています。 50歳を過ぎたら帯状疱疹の予防接種ができます。