多嚢胞卵巣症候群
卵巣機能不全
初経からまだ間もない、ダイエット、ストレス、妊娠/産後、更年期/閉経など
高プロラクチン血症
甲状腺機能異常
内科疾患となりますので専門病院へご紹介させていただきます。
その他の卵巣機能不全
- 卵巣機能不全とは、卵巣がうまく機能しなくなり、ホルモンのバランスが大きく崩れてしまう病気です。
様々な原因が考えられますが、その原因によって治療が必要な場合と必要でない場合が足ます。
卵巣機能不全の原因
多嚢胞卵巣症候群や高プロラクチン血症なども卵巣機能がうまく働いていないと言われています。そのほか以下の原因があげられます。
- 初経からまだ間もない場合:
卵巣機能が未熟で安定してホルモン分泌が行われず不順となることが多いです。年齢とともに安定することが多いと言われています。 - ダイエット、短期間で極端な体重の変化、ストレスなど:
卵巣のホルモン分泌を促す指令が滞ってしまい、ホルモンバランスが乱れるようになり、月経の周期が不規則になります。排卵がなくなっていることが多く、ひどい場合はホルモンの分泌もなくなり月経がなくなってしまうこともあります。 - 妊娠、産後:
妊娠すると月経が来なくなります。月経予定日を1週間過ぎても月経が来ない場合は市販の妊娠検査薬を使用してみてください。また、出産直後や授乳中は月経が来ないことが多いです。断乳や卒乳してもなかなか月経が来ない場合はご相談下さい。 - 更年期/閉経後:
一般的に平均閉経年齢は50歳と言われており、その前後10年間を更年期と言われています。この時期は卵巣から分泌されるエストロゲンというホルモンが低下し、月経不順や無月経になりやすいと言われています。最後の月経から1年経過した時点で閉経と言われます。
その間は月経が乱れますので月経不順なのか不正出血なのか判断がつかないこともあります。その場合は他に不正出血を起こすような病気がないかチェックする必要がありますのでぜひご相談下さい。